江戸時代
百姓一揆が起きた
百姓一揆とは、年貢の軽減や不正を働く代官の交替を要求すること
百姓一揆とは何か
百姓一揆と打ちこわしの違いは
百姓一揆が起きる理由は
わかりやすく、簡単に解説していきます。
キーワード
・百姓一揆
百姓一揆
① 百姓一揆とは
百姓一揆とは、年貢の軽減や不正を働く代官の交替を求めることです。
年貢の軽減や不正を働く代官の交替を求めること
百姓一揆は多くの村が団結していました。
1人では一揆をしても意味がないですからね。
1つの村だけでなく、多くの村で団結する場合もありました。
村人たちが城下に押し寄せて要求を通そうとしました。
② 百姓一揆と打ちこわしの違い
百姓一揆は農村を中心に大名や代官に対しておこします。
打ちこわしは都市を中心に米を買い占めた商人を襲います。
起きた場所
起こす相手
が違います。
③ 百姓一揆が起きた原因
どうして百姓一揆は起こったのだろうか?
17世紀の後半の江戸時代
幕府は収入を増やすために年貢率を上げるようになります。
幕府だけでなく、藩も同じように年貢率を上げるようになります。
年貢率が上がれば、百姓の生活は苦しくなる
凶作で「ききん」が起きたときも、同じように年貢を納めなければ行けません。
年貢を納めることが難しい、自分たちの生活もままならない。
その結果「百姓一揆」を起こす村が出てきます。
盛岡藩で起きた百姓一揆に参加した百姓は「小○」と書かれた旗を持って一揆を行いました。
「小○」=「こまる」
生活の苦しさが伝わります。
④ からかさ連判状
百姓一揆を起こした首謀者は「死刑」です。
そのため、首謀者を分からないように円形に署名をしました。
これを「からかさ連判状」といいます。
円形に署名をすることで一揆の中心人物が誰か分からなくする
一揆の首謀者が分からない中でも、厳しい取り締まりが行われます。
首謀者が「これ以上、村人を困らせるわけにはいかない」と名乗り出る場合もありました。
まとめ
用語確認 一問一答
① 年貢の軽減や不正を働く代官の交替を求める一揆
② 米を買いしめた商人を襲うこと
用語確認 一問一答 ~答え~
① 百姓一揆
② 打ちこわし