「南満州鉄道株式会社」とはわかりやすく簡単に解説

歴史
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 日露戦争

 日本は勝利を収めた

 ロシアが持っていた満州の利権を手に入れた

 満州の開発を担った南満州鉄道株式会社

 略して満鉄とは

 わかりやすく、簡単に解説していきます。

キーワード

・南満州鉄道株式会社(満鉄)

南満州鉄道株式会社(満鉄)

① 日露戦争

 1904年 日本とロシアの戦争「日露戦争」が起きました。

 日本はなんとかロシアに勝利を収めることができました。

 日露戦争の講和条約は「ポーツマス条約」です。

ポーツマス条約

(1)韓国における日本の優越権を認める

(2)日本に旅順や大連の権利や長州以南の鉄道の権利をゆずる

(3)北緯50度以南の樺太を日本にゆずる

 (2)によって鉄道の権利をゆずられました。

 清(中国)の旅順、大連などの租借権をもらいました。

② 南満州鉄道株式会社の開設

(南満洲鉄道を走る列車 出典:Wikipedia

 日露戦争後

 南満州鉄道株式会社(満鉄)は開設されます。

 半官半民(政府と一般の企業が共同で事業を経営)の鉄道会社です。

 南満州鉄道株式会社の目的は主に3つあります。

 ① 鉄道経営を中心に旅順、大連、満州の利権を確保していく

 ② 旅順、大連、満州の鉄道や鉱産資源の開発を行う

 ③ 日本が利権を持っていた旅順、大連、満州の発展を行っていく

③ 南満州鉄道株式会社が建設された結果

 満州における日本の利権を確保することができました。

 また、鉄道と鉱山を結ぶことで、資源の開発が行われます。

 満州には製鉄所が作られ、鉱山と製鉄所が結ばれます。

 日本の鉄の生産向上につながります。

 南満州鉄道株式会社の建設により満州での経済的な利益の確保につながりました。

 その一方で、満州へ進出を目指してアメリカとの対立を生むことになります。

まとめ

  1. 日露戦争に勝利した日本は、ポーツマス条約満州での鉄道の権利をロシアからゆずり受ける
  2. 南満州鉄道株式会社が設立され、半官半民の鉄道会社だった。
  3. 鉄道を中心に資源の開発沿線の開発を行っていった
  4. 満州の経済的な利益の確保につながった
  5. 満州への進出を目指すアメリカとの対立を生んだ

用語確認 一問一答

① 日本が満州に設立した半官半民栄の鉄道会社

用語確認 一問一答 ~答え~

① 南満州鉄道株式会社(満鉄)

 

 

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