「平城京」とは わかりやすく簡単に解説

世界史
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 710年

 唐の長安にならった都をつくった

 平城京

 奈良時代がはじまった

 平城京とは

 わかりやすく、簡単に解説していきます。

キーワード

・平城京

・奈良時代

・和同開珎

平城京

① 平城京に遷都

 710年に都を移しました。

 710年 なんと立派な「平城京」です。

 710年の平城京に都を移してから「奈良時代」がはじまります。

 平城京とはどのような都だったのか。

(平城京の復元模型(奈良市役所の展示物) 南側から見る 出典:Wikipedia) 

 平城京の復元模型を見るとどのような都だったのか分かります。

 唐の都の「長安」と同じような形にします。

 道が東西に真っ直ぐ、南北に真っ直ぐ延びています。

 「碁盤の目のよう」と表現されます。

 平城京(出典:Wikipedia) 

 北に「平城宮」があります。

 ここに天皇が住んでいます。

 天皇の住まいだけでなく、朝廷(天皇のまわりで政治を行う)が政治を行っていました。

 平城京を見て「おかなしいなぁ?」と思うところがあります。

 「右京」と「左京」が反対になっています。

 天皇の住まいの平城宮から平城京を見ました。

 すると「天皇から見ると、右京と左京があっている」ことが分かります。

 「天皇中心の都づくり」のあらわれです。

 平城京を見ると「市」があります。

 市では様々な物が売られていました。

 買うためには、お金も必要です。

 「和同開珎」が平城京では流通していました。

 全国でどれだけ流通していたかは分かりません。

 しかし、日本で最初の貨幣だと言われています。

② 全ての道は平城京へ

(行基図(『拾芥抄』写本 出典:Wikipedia

 道の整備がされました。

 九州地方にいても

 東北地方にいても

 平城京に行けるように道が整備されます。

 すべて道は「平城京」にいる「天皇」につながるようになっています。

 「天皇中心の国づくり」です。

まとめ

  • 710年に現在の奈良県の平城京に都を移した
  • 平城京に都がある時代を奈良時代という
  • 平城京は唐の都の長安にならってつくられた
  • 平城京には市があり、和同開珎が流通をしていた

用語確認 一問一答

① 710年から日本の都の名前

② 平城京に都がある時代

③ 平城京で流通していた貨幣

用語確認 一問一答 ~答え~

① 平城京
② 奈良時代
③ 和同開珎

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