「武士の誕生」とは わかりやすく簡単に解説

この記事は約3分で読めます。

武士の生活

 武士についてです。

 貴族と武士の館と食事を比較しました。

 貴族の館は、大きくて広いです。

 一方、武士の館は小さい。

 そして、周りに溝のようなものがあります。

 戦いに適している住居だと分かります。

 食事は、貴族の方が圧倒的に豪華です。

 武士の食事は質素というより、「これで力が発揮できるのだろうか?」と思うものです。

 武士が誕生したばかりのころは、まだまだ力がなく、お金もなかったのだと思います。
 
 武士は館に住んでいました。

 武士は何をしていたでしょうか?

 訓練をしている
 馬に乗っている
 稽古している
 話し合っている
 門の上にいる
 
 武士が普段からやっていることを表しています。

 いつ戦いになってもいいように、武芸の稽古を行っています。

 武士の館を見ると、周りに田んぼや畑があります。

 「武士は農作業をするのか?」を考えました。

 武士は農作業をするのでしょうか?

 武士は農作業をしていました。戦いがない時期は農作業をしながら武芸の訓練を行っていました。

武士の誕生

 武士がどのように誕生したかです。

 都の貴族たちが政治を怠る→地方政治の乱れ→土地や作物の奪い合い・盗賊の出現→役人に力がない→自分たちで土地や作物を守る→武士の頭領の出現→源氏と平氏

 この過程で誕生しました。

 武士は最初、天皇の住まいや役所の警備、犯罪の取りしまりなどを担当しています。

 武士が誕生した当初は「天皇や貴族が武士を従えていた」ことになっています。

 この関係性は段々と変化するようになっていきます。

 武士1人だけでは大きな行動はできません。

 そこで、家族や家来を集めて集団を作りました。

 武士の集団「武士団」です。

 棟梁をトップとして、惣領が武士団をまとめています。

 棟梁は「源氏」や「平氏」と言われる人たちです。

武士の成長

 武士が成長するきっかけがあります。

 武士団の反乱です。

 関東地方で平将門、瀬戸内では藤原純友が反乱を起こしました。

 その武士団の反乱のをしずめるために、天皇や貴族はどうしたか?

 暗殺や役職に就ける、だまし討ち、等々の意見が考えつくと思います。

 当時の天皇や貴族は「別の武士団」を雇うことで、反乱をしずめていきました。

 武士団の反乱をしずめるために武士団を雇う。こうして、武士の地位が上がっていきました。

 天皇や貴族が武士を従えていました。

 だから、天皇や貴族の方が武士より位が高いということです。

 平治の乱の絵を見ると関係性の変化が分かります。

 武士が攻め込んで、貴族が逃げています。

 武士の力によって貴族を倒しています。

 ここで武士の地域が貴族よりも高くなっていることが分かります。

 武士は段々と貴族、天皇を上回る力をつけるようになっていきます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました