武士の生活
武士についてです。
貴族と武士の館と食事を比較しました。
貴族の館は、大きくて広いです。
一方、武士の館は小さい。
そして、周りに溝のようなものがあります。
戦いに適している住居だと分かります。
食事は、貴族の方が圧倒的に豪華です。
武士の食事は質素というより、「これで力が発揮できるのだろうか?」と思うものです。
武士が誕生したばかりのころは、まだまだ力がなく、お金もなかったのだと思います。
武士は館に住んでいました。
武士は何をしていたでしょうか?
訓練をしている
馬に乗っている
稽古している
話し合っている
門の上にいる
武士が普段からやっていることを表しています。
いつ戦いになってもいいように、武芸の稽古を行っています。
武士の館を見ると、周りに田んぼや畑があります。
「武士は農作業をするのか?」を考えました。
武士は農作業をするのでしょうか?
武士は農作業をしていました。戦いがない時期は農作業をしながら武芸の訓練を行っていました。
武士の誕生
武士がどのように誕生したかです。
都の貴族たちが政治を怠る→地方政治の乱れ→土地や作物の奪い合い・盗賊の出現→役人に力がない→自分たちで土地や作物を守る→武士の頭領の出現→源氏と平氏
この過程で誕生しました。
武士は最初、天皇の住まいや役所の警備、犯罪の取りしまりなどを担当しています。
武士が誕生した当初は「天皇や貴族が武士を従えていた」ことになっています。
この関係性は段々と変化するようになっていきます。
武士1人だけでは大きな行動はできません。
そこで、家族や家来を集めて集団を作りました。
武士の集団「武士団」です。
棟梁をトップとして、惣領が武士団をまとめています。
棟梁は「源氏」や「平氏」と言われる人たちです。
武士の成長
武士が成長するきっかけがあります。
武士団の反乱です。
関東地方で平将門、瀬戸内では藤原純友が反乱を起こしました。
その武士団の反乱のをしずめるために、天皇や貴族はどうしたか?
暗殺や役職に就ける、だまし討ち、等々の意見が考えつくと思います。
当時の天皇や貴族は「別の武士団」を雇うことで、反乱をしずめていきました。
武士団の反乱をしずめるために武士団を雇う。こうして、武士の地位が上がっていきました。
天皇や貴族が武士を従えていました。
だから、天皇や貴族の方が武士より位が高いということです。
平治の乱の絵を見ると関係性の変化が分かります。
武士が攻め込んで、貴族が逃げています。
武士の力によって貴族を倒しています。
ここで武士の地域が貴族よりも高くなっていることが分かります。
武士は段々と貴族、天皇を上回る力をつけるようになっていきます。
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