みんな、こんにちは!「社会人先生」です。今日も楽しく歴史を学んでいこう!
第一次世界大戦が終わった後の1920年代、世界は「二度と大きな戦争をしないようにしよう!」という「国際協調(こくさいきょうちょう)」の時代に入りました。
そんな中で開かれたのが、今回紹介する「ワシントン会議(1921年~1922年)」です。 一見「平和のための話し合い」に見えるこの会議、実は裏側では「強くなりすぎた日本をどうやって抑え込むか?」という欧米諸国の本音がバチバチに渦巻いていたんだ。
今日は、ワシントン会議の目的・内容・結果を、受験に出るポイントを絞ってスッキリ解説するよ!
ワシントン会議
1. ワシントン会議の目的:なぜ集まったの?

アメリカが呼びかけて開かれたこの会議には、2つの大きな「本音」があったんだ。
- 軍縮(ぐんしゅく): 戦争はお金がかかる!「新しい戦艦を作るのをやめて、軍事費を節約しようぜ」という提案。
- 日本の抑制: 第一次世界大戦で中国や太平洋に勢力を広げた日本のパワーがこれ以上大きくならないようにブレーキをかけること。
2. 会議の結果:決まった「3つの大事な条約」
ワシントン会議では、主に3つの条約が結ばれたよ。これはテストに絶対出るから、セットで覚えよう!
① 海軍軍縮条約(5:5:3のルール)
主力艦(大きな戦艦)を持てる量を国ごとに決めちゃおうというルール。
- アメリカ:5
- イギリス:5
- 日本:3日本は「自分たちだけ少ないのは不公平だ!」と不満を持ったけれど、結局これを受け入れることになったんだ。

② 四カ国条約(さらば日英同盟)
太平洋の島々の権利をお互いに認め合おうという約束。
- ここが重要!: これによって、ずっと続いていた日英同盟(にちえいどうめい)が解消(破棄)されたんだ。日本は最強のパートナーを失ってしまったんだね。

③ 九カ国条約(中国のルール)
中国の主権を尊重し、「みんなで自由に中国と商売しようぜ(門戸開放)」という約束。
- 日本の撤退: 日本が持っていた山東省(さんとうしょう)の利権を中国に返すことが決まったんだ。
3. 各国の対応と本音:誰が得したの?
| 国名 | 本音と対応 |
| アメリカ | 【主催者】 日本の勢力を抑え込み、中国市場に食い込みたい。大成功! |
| イギリス | 戦争でボロボロだったので、軍事費を削りたい。日本との同盟も、アメリカとの仲を優先して解消。 |
| 日本 | 【ガマン】 不利な条件だけど、世界から仲間外れにされるのを恐れて(国際協調のため)サインした。 |
4. ワシントン会議が世界に与えた影響
この会議によって、世界はしばらくの間「ワシントン体制」と呼ばれる、戦争のない平和な時期が続いたんだ。
でも、日本国内では「なぜアメリカやイギリスの言いなりになるんだ!」という不満が武士(軍人)たちの間で溜まっていくことになった……。これが、のちの悲劇へと繋がる伏線になってしまうんだね。
5. 基礎用語の確認!一問一答
【問1】 1921年、アメリカの呼びかけで軍縮などを目的に開かれた会議は何ですか?
【問2】 海軍軍縮条約で、アメリカ・イギリス・日本の主力艦の保有比率はどう決まりましたか?
【問3】 四カ国条約の締結によって、日本が失うことになった同盟は何ですか?
【問4】 九カ国条約によって、日本が中国に返還することになった利権はどこの州のものですか?
【問5】 ワシントン会議によって作られた、第一次世界大戦後のアジア・太平洋の国際秩序を何体制といいますか?
6. 一問一答・答え
【問1】 ワシントン会議
【問2】 5:5:3
【問3】 日英同盟
【問4】 山東省(さんとうしょう)
【問5】 ワシントン体制
7. 入試・定期テストに出やすい記述問題と答え
【問題】
アメリカがワシントン会議を開催した主な目的の一つに、「日本」が関係しています。どのような目的があったか、簡潔に説明しなさい。
【答え】
第一次世界大戦中に中国や太平洋に勢力を広げた日本の動きを抑え込み、アメリカも中国市場へ進出するため。
8. まとめ







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