皆さん、こんにちは!「社会人先生」です。今日も楽しく歴史を学んでいきましょう。
室町時代から戦国時代にかけて登場する「守護大名(しゅごだいみょう)」と「戦国大名(せんごくだいみょう)」。 名前にどちらも「大名」とついていますが、実はその正体やパワーの源はまったく別物なんです。
今回は、この2つの違いを中学生向けに、どこよりもわかりやすく解説します!
守護大名と戦国大名の違いとは?
1. 守護大名:「幕府から任命されたエリート」
まずは室町時代に活躍した守護大名です。
- 正体:もともとは幕府から各地方(国)の警備を任された「守護」という役人でした。
- パワーの源:室町幕府のバックアップです。「将軍が決めたから、私がこの土地のリーダーだ!」という公的な権威を背景に支配していました。
- 特徴:多くは都(京都)に住んで政治に関わり、自分の領地は代官に任せていることも多かったです。
2. 戦国大名:「自らの実力でのし上がったボス」
次に、応仁の乱のあとに登場する戦国大名です。
- 正体:守護の家来だった人や、地元の有力者が実力で主君を倒して成り上がった者たちです。
- キーワード:下剋上(げこくじょう)(下の者が上の者に打ち勝つこと)。
- パワーの源:自分の実力です。「幕府なんて関係ない。強い者が勝つのだ!」という世界です。
- 特徴:自分の領地にどっしり構え、独自の法律を作って国を治めました。
3. 戦国大名の「最強の国づくり」3点セット
戦国大名たちは、幕府に頼らず自分の国を強くするために、3つの仕組みを整えました。
- 分国法(ぶんこくほう):幕府の法律ではなく、その国独自のルール。
- 城下町(じょうかまち):お城の周りに家来や商人を住まわせ、経済と軍事を強化した町。
- 富国強兵:新田開発や金山の採掘を行い、戦争に勝つための資金と兵力を蓄えました。
4. 基礎用語の確認問題(5問)
【問1】 室町幕府から各国の軍事・警察権を与えられ、やがてその土地を支配するようになった大名を何といいますか。
【問2】 下の身分の者が上の身分の者に実力で打ち勝つ、当時の風潮を何といいますか。
【問3】 戦国大名が、自分の領地を治めるために独自に定めた法律を何といいますか。
【問4】 戦国大名が、お城の周りに家来や商人を集めてつくった町を何といいますか。
【問5】 1467年から11年続き、幕府の衰退と戦国時代のきっかけとなった戦いは何ですか。
5. 基礎用語の確認問題の答え
【問1】 守護大名
【問2】 下剋上
【問3】 分国法
【問4】 城下町
【問5】 応仁の乱(おうにんのらん)
6. 高校入試に出る記述問題
【問題】 守護大名と戦国大名では、領地を支配する「根拠(理由)」がどのように違いますか。「幕府」と「実力」という言葉を使って説明しなさい。
7. 答え
守護大名は幕府から与えられた役職としての権威を根拠にしたが、戦国大名は自らの実力によって土地を奪い支配した。8. まとめ



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