南蛮貿易と勘合貿易の違いは?相手国・輸出品の覚え方とまとめ

室町時代
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皆さん、こんにちは!「社会人先生」です。今日も楽しく歴史を学んでいきましょう。

歴史のテストでセットで出てきて、「どっちがどっちだっけ?」と混乱しやすいのが「勘合(かんごう)貿易」「南蛮(なんばん)貿易」です。

相手国はどこか? 何を売り買いしていたのか? 今回は、この2つの貿易の違いを、中学生向けにどこよりもわかりやすく、かつデータをもとにスッキリまとめます!

勘合貿易と南蛮貿易の違い


1. 勘合貿易:室町時代・中国(明)とのビジネス

まずは、室町幕府の3代将軍・足利義満が始めた勘合貿易です。

  • 相手国明(みん)(今の中国)
  • 理由:当時、海賊の倭寇(わこう)が暴れていたため、正式な貿易船と区別する必要がありました。
  • 仕組み勘合(勘合符)という「割り印」のような札を合わせることで、本物の貿易船であることを証明しました。

2. 南蛮貿易:安土桃山時代・ヨーロッパとの出会い

次は、戦国時代から安土桃山時代にかけて行われた南蛮貿易です。

  • 相手国ポルトガル・スペイン(これらの国の人を南蛮人と呼びました)
  • きっかけ:1543年の鉄砲(てっぽう)の伝来です。
  • 特徴:キリスト教の布教とセットで行われました。織田信長などの戦国大名は、鉄砲や火薬を手に入れるために、キリスト教を保護して積極的に貿易を行いました。

3. 【重要】輸出品と輸入品のまとめ表

ここがテストで一番狙われるポイントです!

貿易名日本が売ったもの(輸出品)日本が買ったもの(輸入品)
勘合貿易刀剣、銅、硫黄生糸、絹織物、銅銭(永楽通宝など)
南蛮貿易、銅鉄砲、火薬、生糸、時計、ガラス製品

ポイント!

どちらの貿易でも、日本は「生糸(原料)」や「絹織物(製品)」を輸入しています。当時の日本は、中国産の高級な糸や布が大好きだったんですね。


4. 基礎用語の確認問題(5問)

【問1】 足利義満が明(中国)と行った貿易を何といいますか。

【問2】 勘合貿易で、正式な貿易船であることを証明するために使われた札を何といいますか。

【問3】 16世紀半ばから、ポルトガルやスペインの人々と行った貿易を何といいますか。

【問4】 南蛮貿易において、日本から大量に輸出された貴金属は何ですか。

【問5】 南蛮貿易で輸入され、戦国時代の戦い方を大きく変えた武器は何ですか。


5. 基礎用語の確認問題の答え

【問1】勘合貿易(日明貿易)

【問2】勘合(勘合符)

【問3】南蛮貿易

【問4】

【問5】鉄砲


6. 高校入試に出る記述問題

【問題】

足利義満が明(中国)との貿易において、あえて「勘合(勘合符)」を使用した理由は何ですか。「倭寇」という言葉を使って説明しなさい。


7. 答え

海賊である倭寇と、正式な貿易船を区別するため。

8. まとめ

  1. 3代将軍の足利義満が、明との間で勘合貿易を始めた
  2. 勘合貿易倭寇を区別する目的があり、生糸銅銭を輸入した
  3. 戦国時代にポルトガル人らと始まった南蛮貿易では、鉄砲や火薬がもたらされた
  4. 日本からは、世界的に有名だった石見銀山などのが大量に輸出された
  5. 南蛮人によってキリスト教だけでなく、時計や眼鏡などのヨーロッパ文化も伝わった
  6. これらの貿易は、日本の経済や軍事、そして文化に大きな影響を与え、天下統一への力となった

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