皆さん、こんにちは!「社会人先生」です。今日も楽しく歴史の裏側に迫っていきましょう。
突然ですが、皆さんのお家、屋根は「純金」でできていますか? 「そんなわけないだろ!」とツッコミを入れたあなた、正解です。
でも、今から約700年前、ヨーロッパ中の人々が「日本の家は全部キンキラキンの金でできているらしいぞ!」と本気で信じていた時代がありました。その犯人(?)こそ、イタリアの冒険家、マルコ・ポーロです。
今日は、歴史に残る「超絶な盛りすぎエピソード」と、そのせいで世界がひっくり返った驚きの事実を、世界一わかりやすく解説します!
マルコ・ポーロ 黄金の国ジパング
1. マルコ・ポーロの「ジパング」はここがヤバい!
マルコ・ポーロは著書『世界の記述(東方見聞録)』の中で、日本(ジパング)をこう紹介しました。
「ジパングは、大陸の東の海にある大きな島国だ。そこには、信じられないほどの金がある。 王様の宮殿の屋根は、厚さ2センチもある純金で覆われていて、床も全部金だ! 窓も金! 何もかも金だ!」
「いや、重すぎて宮殿潰れるわ!!」と思わずツッコミたくなりますよね。 実はこれ、マルコ・ポーロが実際に日本を見たわけではなく、中国(元)にいた時に聞いた「噂」をそのまま書いちゃったんです。

2. 【抱腹絶倒】あだ名は「ミリオーネ(100万くん)」!?
当時のヨーロッパの人々も、実はマルコの話を100%は信じていませんでした。
★ お腹を抱える爆笑エピソード マルコ・ポーロがイタリアに帰ってこの話をすると、あまりにも「100万枚の金が…」「100万人の兵士が…」と、何でも「100万(ミリオーネ)」という数字を使って大げさに語るため、街の人たちから「ミスター・ミリオーネ(100万くん)」というあだ名を付けられてしまいました。
友達が「マルコ、今日のご飯どうだった?」と聞くと、マルコは「ああ、美味しすぎて100万回行ったよ!」なんて答えていたのかもしれません(笑)。
さらには、マルコが死ぬ間際、司祭がやってきて「マルコ、地獄に落ちたくなかったら、あの本に書いた嘘を今のうちに認めなさい」と迫りました。 するとマルコはニヤリと笑ってこう言ったそうです。 「私は、自分が見たことの半分も書いていないよ(=本当はもっとすごかったんだぜ!)」
死ぬまで「盛り」を貫いた伝説のブロガー、それがマルコ・ポーロだったのです。
3. なぜ「黄金」だと勘違いしたの? ―― 唯一の証拠
実は、マルコが全くのデタラメを言っていたわけではありません。 ヒントは、東北にある世界遺産「中尊寺金色堂(ちゅうそんじこんじきどう)」です。
当時、奥州藤原氏が金箔をふんだんに使ったお寺を建てていました。これを見た中国の商人が「日本には金の建物があるぞ!」と大げさに語り、それが巡り巡ってマルコの耳に届き、さらにマルコが「100万倍」にして書いた……これが「黄金の国ジパング」の正体です。
4. この「嘘」がコロンブスを動かした!
ここが受験の重要ポイントです。 この「盛りすぎ」な本を、熱心に読み込んだ人物がいました。それがコロンブスです。
- コロンブスの勘違い: 「マルコの本によると、東の方に金の国ジパングがあるらしい。西から海を渡れば、すぐ行けるはずだ!」
- 世紀の発見: コロンブスは「ジパング(日本)」を目指して船を出しましたが、たどり着いたのはアメリカ大陸でした。
つまり、マルコ・ポーロが話を盛らなかったら、アメリカの発見はもっと遅れていたかもしれません。「嘘から出たまこと」ならぬ、「盛りから出た新大陸」ですね!
5. 基礎用語の確認!一問一照
【問1】 イタリアのベネチア出身の商人で、フビライ・ハンに仕えた人物は誰ですか?
【問2】 マルコ・ポーロがアジアでの見聞をまとめた本の名前は何ですか?
【問3】 その本の中で、日本は何という名前で紹介されていましたか?
【問4】 マルコ・ポーロの影響を受けて、ジパングを目指して大西洋を渡った人物は誰ですか?
6. 一問一答・答え
【問1】 マルコ・ポーロ
【問2】 『世界の記述』(または『東方見聞録』)
【問3】 ジパング
【問4】 コロンブス
7. 入試・定期テストに出やすい記述問題と答え
【問題】 マルコ・ポーロの『世界の記述』が、後世のヨーロッパにどのような影響を与えたか、「大航海時代」という言葉を使って説明しなさい。
8. まとめ







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