皆さん、こんにちは!「社会人先生」です。今日も楽しく歴史を学んでいきましょう。
14世紀から15世紀にかけて、東アジアは激動の時代でした。中国では「明(みん)」が誕生し、朝鮮半島では「朝鮮国」がスタート。日本は室町幕府が日明貿易で潤っていました。
そんな中、日本の南に位置する沖縄で、「世界のハブ(拠点)」として輝いていた国があったのを知っていますか? そう、「琉球王国(りゅうきゅうおうこく)」です!
「どうして小さな島国がそんなに豊かになれたの?」 「中継貿易(ちゅうけいぼうえき)って具体的に何?」
琉球王国の成立と中継貿易
1. バラバラの島が一つに!「三山時代」から統一へ
14世紀の沖縄は、3つの勢力が争う「三山(さんざん)時代」でした。
- 北山(ほくざん): 北部の強い軍事力。
- 中山(ちゅうざん): 中部の経済的な中心。
- 南山(なんざん): 南部の豊かな海外交易。
このライバルたちをまとめ上げ、1429年に琉球王国を統一したのが尚巴志(しょうはし)です! 彼は首里城(しゅりじょう)を拠点に、新しい国づくりをスタートさせました。
2. 世界を繋ぐ「ハブ」!奇跡の中継貿易

琉球王国には、これといった資源や広い農地があったわけではありません。では、どうやってお金持ちになったのでしょうか?
その答えが、「中継貿易(ちゅうけいぼうえき)」です。
★ 社会人先生のポイント: 「中継貿易」とは、A国で買ったものをB国へ売る、「橋渡し」のビジネスのこと!
- 東南アジアから: 香料や、染料になる「蘇木(そぼく)」を買う。
- 中国(明)へ: それらを運び、代わりに「絹織物」や「陶磁器」を買う。
- 日本・朝鮮へ: 中国の宝物や東南アジアの香料を売り、代わりに「刀」や「硫黄(いおう)」を買う。

まさに、「東アジアの十字路」。琉球の船は、荒波を越えて世界中の「お宝」を運んでいたのです。
3. 「万国津梁(ばんこくしんりょう)」の誇り
首里城の正殿に掛けられていた鐘(万国津梁の鐘)には、こんな言葉が刻まれています。
「琉球は、海を渡るための船を操り、万国の懸け橋(津梁)となっている。異国の珍しい宝物が国中に満ちているのだ!」
軍事力ではなく、「貿易という平和な交流」で国を豊かにしようとした琉球王国のプライドが伝わってきますね。
4. 基礎用語の確認!一問一答(テストに出るよ!)
【問1】 14世紀の沖縄で、3つの勢力が争っていた時代を何といいますか?
【問2】 1429年、沖縄を統一して琉球王国を建てた中山の王は誰ですか?
【問3】 琉球王国が、東南アジアや中国、日本などを結んで行った、物品を転売する貿易を何といいますか?
【問4】 琉球王国の政治と文化の中心となった、鮮やかな朱色が特徴の城は何ですか?
【問5】 琉球の船が「世界の架け橋」であることを宣言した、有名な鐘に刻まれた言葉は何ですか?
5. 一問一答・答え
【問1】 三山(さんざん)時代
【問2】 尚巴志(しょうはし)
【問3】 中継貿易(ちゅうけいぼうえき)
【問4】 首里城(しゅりじょう)
【答え5】 万国津梁(ばんこくしんりょう)
6. 入試・定期テストに出やすい記述問題と答え
【問題】 琉球王国が、限られた資源しか持たなかったにもかかわらず、東アジアで大きな繁栄を築けた理由を「地理的」という言葉を使って説明しなさい。
7. まとめ







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