皆さん、こんにちは!「社会人先生」です。今日も楽しく歴史の知識をアップデートしていきましょう。
皆さんは、18歳になったら選挙に行けるのが「当たり前」だと思っていませんか? 実は、日本で初めて選挙が行われた1890年当時、投票所に足を運べたのは、なんと日本の全人口のたった「約1%」の超お金持ちのおじさんたちだけだったんです!
「どうやって1%から今の当たり前になったの?」 「税金の壁って何?」
今回は、テストや入試で「絶対に、100%グラフ問題で出題される」超重要テーマ、「選挙権の拡大の歴史」を、1889年から現在(2026年)まで、世界一わかりやすくガチ解説します!
日本の選挙権の歴史
1. 1889年:超プラチナチケット!「15円の壁」
大日本帝国憲法が発布された翌年(1890年)に、日本で初めての衆議院議員選挙が行われました。 しかし、この時の選挙権の条件はめちゃくちゃ厳しかったんです。
- 条件: 直接国税15円以上を納める満25歳以上の男子
- 有権者の割合: 全人口の約1.1%(約45万人)
「15円」と聞くと安く感じますが、今の価値にすると数百万円の税金を払っている超・大金持ちの地主や社長さんだけ。まさにVIP限定のプラチナチケットでした。

2. 1900年・1919年:税金の壁が少しずつ下がる!
時代が進み、「お金持ちだけが政治を決めるのはおかしい!」という声が少しずつ大きくなります。そこで、政府は税金の条件を下げていきました。
- 1900年(明治33年): 直接国税10円以上(満25歳以上の男子)
- 割合は約2.2%にアップ。
- 1919年(大正8年): 直接国税3円以上(満25歳以上の男子)
- 原敬内閣の時です。割合は約5.5%にアップ。
少しずつ参加できる人は増えましたが、それでもまだ「税金を払っている大人の男性」だけでした。
3. 1925年:歴史的瞬間!「普通選挙法」の成立
大正デモクラシーの盛り上がり(労働争議や小作争議など)を受け、「税金で差別するな!」という運動が爆発します。そしてついに、加藤高明内閣の時に歴史が動きます。
- 1925年(大正14年): 「普通選挙法」が成立!
- 条件: 満25歳以上の男子すべて(※納税額の条件がゼロに!)
- 有権者の割合: 一気に約20%(約1200万人)へ拡大!
貧しい農民や工場で働く労働者も、ついに政治に参加できるようになったのです。ただし、「女性」はまだダメでした。
4. 1945年:戦後民主主義!ついに「女性」も参加

第二次世界大戦が終わった直後、日本の民主化を進めるために、ついに女性にも選挙権が与えられます。(※実際の初めての選挙は1946年)
- 1945年(昭和20年): 新しい選挙法が成立。
- 条件: 満20歳以上の男女
- 有権者の割合: 全人口の約50%(大人のほぼ全員)!
市川房枝さんや平塚らいてうさんたちが大正時代から必死に戦ってきた「女性参政権」が、ここでついに実現したのです。これでようやく、本当の意味での「普通選挙」が完成しました。
5. 2015年:現代のアップデート!「18歳選挙権」
そして、記憶に新しい現代の大きな変化です。世界的な基準に合わせ、若者の声をより政治に反映させるために、なんと70年ぶりに年齢が引き下げられました。
- 2015年(平成27年成立/2016年実施): 公職選挙法改正。
- 条件: 満18歳以上の男女
現在(2026年)の皆さんは、この「18歳」のルールを生きています。高校3年生になれば、国を動かす一票を持てるということです!
6. 【超重要】テストに出る!一発暗記まとめ表

この表と「1.1% → 2.2% → 5.5% → 20% → 50%」という数字の流れを、グラフ問題で絶対に選べるようにしておきましょう!
| 年 | 年齢・性別 | 納税額の条件 | 全人口に占める割合 |
|---|---|---|---|
| 1889年 | 満25歳以上の男子 | 直接国税15円以上 | 約1.1% |
| 1900年 | 満25歳以上の男子 | 直接国税10円以上 | 約2.2% |
| 1919年 | 満25歳以上の男子 | 直接国税3円以上 | 約5.5% |
| 1925年 | 満25歳以上の男子 | (制限なし) | 約20% |
| 1945年 | 満20歳以上の男女 | (制限なし) | 約50% |
| 2015年 | 満18歳以上の男女 | (制限なし) | - |
7. 一問一答チェック!(テスト直前対策)
【問1】 1890年の第1回衆議院議員選挙で、選挙権を持つための納税条件は「直接国税〇〇円以上」でした。〇〇に入る数字は?
【問2】 1925年に制定され、納税額の制限をなくし「満25歳以上の男子」すべてに選挙権を与えた法律は何ですか?
【問3】 日本の歴史上、初めて「女性」に選挙権が認められたのは西暦何年ですか?
【問4】 2015年の公職選挙法改正により、選挙権を得られる年齢は「満〇〇歳以上」に引き下げられました。〇〇に入る数字は?
8. 一問一答の答え
【問1】 15(円)
【問2】 普通選挙法
【問3】 1945(年)
【問4】 18(歳)






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