「戦前の歴史って、事件や戦争が次々と起きて、何が原因でそうなったのか繋がらない…」と悩んでいませんか?
昭和時代の初期から終戦(第二次世界大戦)までのいわゆる「戦前」は、世界的な大不況をキッカケに、日本が軍国主義へと突き進み、大きな戦争へと巻き込まれていく激動の約20年間です。高校入試でも非常に配点が高く、出来事の「順番」と「原因」がよく狙われます。
この記事では、テストで必ず出題される戦前(昭和初期〜終戦)の流れを「5つのステップ」に分けて、世界一わかりやすく解説します!自動生成された目次から読みたいテーマへジャンプして、効率よく勉強を進めましょう。
1. 世界恐慌と日本の「昭和恐慌」
1929年、アメリカで株価が暴落したことをキッカケに、世界中で深刻な不景気となる世界恐慌が起こりました。アメリカやイギリスは自国の経済を守る政策をとりましたが、日本も大打撃を受け、昭和恐慌と呼ばれる大不況に陥ります。
- 農村の悲劇: まゆ(生糸の原料)や米の価格が暴落し、農村はひどい貧困に苦しみました。
- 日本の対応: 資源が少ない日本は、不景気を解決するため、軍事力を使って中国大陸(満州)に進出しようとする声が高まります。
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2. 満州事変と国際連盟からの孤立
1931年、日本の軍隊(関東軍)が南満州鉄道を爆破し、それを中国のせいに軍事行動を開始したのが満州事変です。
- 満州国の建国: 日本軍は満州を占領し、清の最後の皇帝である溥儀(ふぎ)をトップに据えて「満州国」を建国しました。
- 国際連盟の脱退(1933年): 中国の訴えを受けた国際連盟はリットン調査団を派遣。「満州国は認めない、軍隊を戻せ」と勧告したため、日本は反発して国際連盟を脱退し、世界から孤立していきます。
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3. 政党政治の終わりと「軍部の台頭」
不景気や政治の腐敗に不満を持った軍人が、暴力で政治を変えようとする事件が立て続けに起きます。この2つの事件の違いはテストで超頻出です!
- 五・一五事件(1932年): 海軍の青年将校らが犬養毅(いぬかいつよし)首相を暗殺。これにより、大正時代から続いていた政党内閣の時代が終わりました。
- 二・二六事件(1936年): 陸軍の青年将校らが東京の中心部を占拠した反乱事件。これを機に、軍部が政治の実権を完全に握るようになります。
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4. 日中戦争と「国家総動員法」
1937年、北京郊外での軍事衝突をキッカケに、中国との全面的な戦争である日中戦争が始まりました。中国が激しく抵抗したため戦争は泥沼化します。
- 国家総動員法(1938年): 戦争を続けるため、国が国民の命や物資をすべてコントロールできるようにした法律です。
- 国民生活の変化: 人々は「隣組(となりぐみ)」に編成されて監視し合い、食料や生活用品は配給制になりました。
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5. 太平洋戦争への道と終戦
戦争を続ける日本は、資源を求めて東南アジアへ進出。これに反発したアメリカやイギリスは日本への石油の輸出をストップします(ABCD包囲陣)。追い詰められた日本は1941年12月、ハワイの真珠湾を奇襲攻撃し、太平洋戦争(第二次世界大戦)が開戦しました。
- 戦局の悪化: ミッドウェー海戦の敗北を機に日本は劣勢になり、都市への空襲や沖縄戦で多くの民間人が犠牲になりました。
- 終戦(1945年): 8月に広島・長崎へ原子爆弾が投下され、ソ連も参戦。日本はついにポツダム宣言を受け入れ、8月15日に無条件降伏しました。
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まとめ:戦前の流れは「原因と結果」で繋げよう!
戦前の歴史は「世界恐慌が起きたから満州事変が起きた」「日中戦争が泥沼化したから国家総動員法が作られた」というように、前の事件が次の事件の引き金になっています。




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