卑弥呼が女王として治めた
邪馬台国
卑弥呼は呪術を使い国を治めた
邪馬台国とは中国の魏に使いを送っている
中国の魏に認めてもらうことで国内の地位を高めようとした
朝貢をするメリットとは
わかりやすく、簡単に解説していきます。
キーワード
・邪馬台国
・卑弥呼
・魏志倭人伝
・朝貢
邪馬台国
① 卑弥呼
日本は「倭」と呼ばれていました。
「倭」では、多くの国ができていました。
その中でリーダーがいて、国をまとめていました。
その国が、約100ありました。
3世紀になると「倭」の中で権力を持つ国があわれます。
「邪馬台国」です。
邪馬台国は倭の約30の国をまとめあげていました。
邪馬台国の女王が「卑弥呼」でした。
「卑弥呼」について
「邪馬台国の様子」について
中国の歴史書「魏志倭人伝」に書かれています。
邪馬台国にはもともと男の王がいたが、その後国内が乱れたので一人の女子を王とした。名を卑弥呼という。卑弥呼は呪術(占い)がたくみで、人民をうまく信頼させ支配している。年はとっているが夫はなく、弟がいて政治を補佐している。
王になってからは彼女を見たものは少なく、女性の奴隷1000人がそば近くにつかえている。 ただ一人の男子が卑弥呼の飲食の世話をし、その言葉を取り次ぐために居室に出入りしている。宮殿、物見台、城柵を厳重に設け、いつも人がいて、兵器を持って守っている。
② 魏に朝貢
邪馬台国は中国の魏に朝貢を行います。
中国の皇帝に貢ぎ物を送り、その代わりにその国の王と認めてもらうこと
卑弥呼は中国の皇帝から三つのものをもらいました。
➀ 「親魏倭王」の称号
➁ 金印
➂ 銅鏡100枚
卑弥呼は朝貢によって中国の魏から親魏倭王の称号をもらいます。
これは
「日本の国王の地位を認めてもらった」
ことになります。
朝貢の目的は「中国の国王にその国の地位を認めてもらうこと」です。
卑弥呼は金印より銅鏡100枚より喜んだと思います。
まとめ
用語確認 一問一答
① 魏に朝貢をした日本の国
② 邪馬台国を治めた女王
③ 卑弥呼について書かれている中国の歴史書
④ 中国の皇帝に貢ぎ物を送り、自分の国の地位を認めてもらうこと
用語確認 一問一答 ~答え~
① 邪馬台国
② 卑弥呼
③ 魏志倭人伝
④ 朝貢