皆さん、こんにちは!「社会人先生」です。今日も楽しく歴史を学んでいきましょう。
鎌倉幕府が滅んだあと、二つの朝廷が対立する「南北朝時代」から、華やかな「金閣・銀閣」、そして全国が戦場となる「応仁の乱」まで……室町時代はとにかく登場人物が多くて、出来事のふり幅が大きすぎる時代です。
「勘合貿易と倭寇の関係がわからない」「応仁の乱って結局何だったの?」とパニックになっていませんか?
この記事では、建武の新政から戦国時代のはじまりまでの大きな流れと、テストで絶対に狙われるポイントを完全網羅しました。各項目の最後には詳しい解説や一問一答へのリンクがあるので、苦手なところをピンポイントで復習して、ライバルに差をつけましょう!
1. 鎌倉幕府の滅亡と「建武の新政」
鎌倉幕府を倒したあと、政治の主導権をめぐって天皇と武士が激しくぶつかり合います。ここが室町時代のスタートラインです。
- 建武の新政(けんむのしんせい): 後醍醐天皇(ごだいごてんのう)が始めた、天皇と貴族中心の政治。しかし、武士へのご褒美(土地)が少なく、すぐに不満が爆発します。
- 南北朝時代(なんぼくちょうじだい): 不満を持った武士たちをまとめた足利尊氏(あしかがたかうじ)が、京都に新しい天皇を立てました。逃げた後醍醐天皇の「南朝(吉野)」と、尊氏の「北朝(京都)」が約60年も争うことになります。
テストに出る記述問題のポイント 「建武の新政はなぜすぐに失敗したのですか?」という問題には、「武士の不満が高まったから」とズバリ答えられるようにしましょう。
▶️さらに詳しく!:建武の新政と南北朝時代!足利尊氏と後醍醐天皇の対立を解説
2. 絶頂期の第3代将軍・足利義満と「日明貿易」
室町幕府が一番パワーを持っていたのが、第3代将軍・足利義満(あしかがよしみつ)の時代です。テストの超頻出ゾーンです!
- 南北朝の統一: 義満が南朝と北朝を一つにまとめ、内乱を終わらせました。
- 日明貿易(勘合貿易): 中国の「明(みん)」と正式な貿易をスタート。
- 勘合(かんごう): 正式な貿易船と、倭寇(わこう:海賊)を見分けるために使われた「割符(パズル)」のような札です。
テストに出る記述問題のポイント 「日明貿易で『勘合』を使ったのはなぜですか?」という問題は超定番。「正式な貿易船と、海賊の倭寇を見分けるため」と完璧に書けるように練習しましょう!
3. 東アジアのダイナミックな動き(琉球・蝦夷地・朝鮮)
12〜15世紀の室町時代、日本の周りでも新しい国が生まれ、独自の貿易(ネットワーク)が築かれていました。
- 琉球王国(沖縄): 尚氏(しょうし)が統一。日本・中国・東南アジアを結ぶ中継貿易(なかつぎぼうえき)で大繁栄しました。
- 蝦夷地(北海道): アイヌ民族が独自の文化を持ち、本州の和人(日本人)と交易をしていました。のちにコシャマインの戦いなどが起きます。
- 朝鮮国(韓国): 李成桂(りせいけい)が建国。独自の文字であるハングル(訓民正音)が作られました。
▶️さらに詳しく!:沖縄が「世界の中心」!?12~15世紀の琉球王国と奇跡の「中継貿易」を解説!
▶️さらに詳しく!:北の大地が「交易の十字路」だった!?12〜15世紀の蝦夷地とアイヌ民族をガチ解説! ▶️
さらに詳しく!:「朝鮮国」の成立とハングルの秘密を世界一わかりやすく解説!
4. 産業の発達と、団結する人々(座と土一揆)
農業の技術が上がり、人々の生活が豊かになったことで、商工業も大きく発展しました。
- 座(ざ): 商人や手工業者が作った同業者のグループ。貴族や寺社に税を払う代わりに、特権(独占して販売できる権利など)をもらいました。
- 土一揆(どいっき): 借金に苦しむ農民や馬借(運送業者)が団結し、借金の帳消し(徳政令)を求めて幕府や高利貸し(土倉・酒屋)を襲いました。「正長の土一揆」が有名です。
▶️さらに詳しく!:室町時代の産業と「座」の役割!土一揆はなぜ起きた?
5. 応仁の乱と「下剋上」の幕開け
第8代将軍・足利義政(あしかがよしまさ)の時代、ついに室町幕府の権威が崩れ落ちます。
- 応仁の乱(おうにんのらん・1467年): 将軍の跡継ぎ争いに、有力な守護大名の争いが絡み、京都を焼け野原にした大乱。なんと11年も続きました。
- 下剋上(げこくじょう): 身分の低い者が、実力で身分上の者を打ち倒す風潮。
- 応仁の乱をきっかけに、幕府の力は衰え、実力主義の「戦国時代」へと突入していきます。
▶️さらに詳しく!:応仁の乱をわかりやすく解説!原因と「下剋上」の意味とは?
6. 金閣と銀閣!室町時代の2つの文化
テストでは「誰が」「何を」建てたか、そして「何文化か」をセットで覚えるのが鉄則です!
- 北山文化(第3代・足利義満): 華やかで公家と武家の文化が融合。代表は金閣(鹿苑寺)。観阿弥・世阿弥による「能」も大成しました。
- 東山文化(第8代・足利義政): 質素で気品のある「わび・さび」の文化。代表は銀閣(慈照寺)。
- 書院造(しょいんづくり): 銀閣にみられる、畳、障子、床の間を持つ建築様式。現在の和室のルーツです。雪舟の「水墨画」もこの時代です。
▶️さらに詳しく!:北山文化と東山文化の違い!金閣・銀閣と書院造の特徴まとめ
まとめ
室町時代は「幕府がパワーを持っていた義満の時代」と、「パワーを失って戦国時代に突入した義政の時代」のコントラスト(対比)を意識すると、歴史の流れがスッと頭に入ってきます。
このページで全体像をつかんだら、ぜひそれぞれの詳細記事の「一問一答」に挑戦して、テスト本番で確実に点数を取れるように仕上げていきましょう!
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